山下公園は、横浜で最も撮影に使われている場所のひとつです。広く、明るく、背景の選択肢が多いのが理由です。
ただ、人が多く逆光にもなりやすいので、押さえるべき点があります。
公園の構造を知っておく
山下公園は、海沿いに細長く伸びています。海は東側にあります。
この向きを覚えておくと、光の判断が一瞬でできます。午前中は海側から光が来て、午後は陸側から来ます。
海をバックにするとき
いちばん人気の構図ですが、時間帯を間違えると顔が真っ暗になります。
午前中は海側が明るいので、海をバックにすると逆光です。この場合、画面で顔をタップして明るさを合わせてください。背景の海と空は白く飛びますが、顔が優先です。
午後なら、海をバックにしても顔に光が当たります。海を入れたいなら午後がおすすめです。
陸側をバックにするとき
木々や花壇、マリンタワーを背景にする構図です。
午前中はこちらが順光になるので、顔がきれいに写ります。宣材写真を撮るなら、午前中に陸側を背景にするのがいちばん安定します。
使える背景
- 海と空:抜けがあり、開放的な印象になります
- 氷川丸:横浜らしさが出ますが、大きいので構図が難しめです
- 花壇:季節感が出ます。しゃがんで低い位置から撮ると花が前に入ります
- 並木道:木漏れ日がきれいですが、顔にまだら模様の影が落ちるので注意
- 石畳と階段:シンプルで、人物が際立ちます
木漏れ日には注意してください。雰囲気は出ますが、顔に斑の影が落ちると宣材としては使えません。
混雑を避ける時間帯
山下公園は、休日の日中はかなり混みます。背景に人が入らない写真を撮るのは難しくなります。
狙い目は平日の午前中です。人が少なく、光も安定しています。休日しか行けない場合は、開園直後の早い時間を狙ってください。
逆に、夕方以降は人が増えます。
人が写り込むのを避ける
公共の場なので完全には避けられませんが、減らす方法はあります。
- 海に向かって撮る(背景が海だけになります)
- 低い位置から空を背景にする
- 被写体に近づいて、背景の面積を減らす
- 人が途切れた瞬間を連写で狙う
- 公園の端のほうを使う
特定の個人がはっきり写った写真は公開しないでください。マナーとルールはこちらにまとめています。
風対策
海沿いなので、思っている以上に風があります。
髪が顔にかかって使えないカットが増えるので、まとめ髪にするか、連写で落ち着いた瞬間を拾ってください。風上を向いて立つと、髪が後ろに流れます。
スカートも、風で扱いに困ることがあります。パンツか、丈が短すぎないものが安全です。
持ち物
- ヘアゴムとピン(風対策)
- ヘアオイル(潮風で広がります)
- 日焼け止め(遮るものが少ない場所です)
- 飲み物(夏は日陰が限られます)
- 羽織るもの(海風で冷えます)
周辺も使える
山下公園だけで撮り切る必要はありません。徒歩圏内に選択肢があります。
大さん橋:木のデッキと開けた景色。屋内スペースもあります。
中華街:色の強い背景。人物より背景が主張するので、使い方に注意。
赤レンガ倉庫:レンガの壁が背景として優秀です。
1回の外出で複数の背景が撮れるので、効率的です。
宣材写真として使うなら
屋外での撮影は雰囲気が出ますが、宣材写真として使うなら背景がシンプルなカットを1枚は押さえてください。
石畳の前、単色の壁の前、抜けのある海。背景がうるさいと、人物の判断がしにくくなります。
雰囲気カットとシンプルなカットを両方撮っておくと、使い分けができます。
撮影が目的化しないように
最後に。撮影スポットに行くこと自体が目的になってしまう人がいます。
宣材写真に必要なのは、無地の背景と自然光だけです。山下公園まで行かなくても、自宅の窓際で十分な写真が撮れます。
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季節ごとの見え方
山下公園は季節で背景が大きく変わります。同じ場所でも印象が違うので、狙いに合わせて選んでください。
春:花壇が整い、色が入ります。背景が華やかになるぶん、服は無地にしたほうが人物が立ちます。
夏:緑が濃く、光も強いです。日中は木陰に入らないと影が濃く出ます。
秋:光が柔らかくなり、いちばん撮りやすい季節です。人も比較的落ち着きます。
冬:空気が澄んで遠景がはっきり写ります。ただし海風が冷たいので、コートを脱いで撮る時間は短く区切ってください。
ここで撮った写真の使い道
海をバックにした写真は、背景に情報が少ないので使い勝手がいいです。
SNSのプロフィール画像、掲載ページのメイン写真、応募の添付写真。どれにも転用できます。背景が特徴的すぎる場所で撮ると使い道が限られますが、ここはその心配が少ないです。
ただし、応募用に使うなら人物がはっきり大きく写っているものを選んでください。景色を広く入れた写真は綺麗でも、顔の判断ができません。景色用と人物用は分けて撮っておくと、あとで困りません。
短時間で終わらせる段取り
公園は広いので、歩き回るだけで時間が過ぎます。先に決めておくと効率が上がります。
撮る場所を3か所だけ決める。海側1か所、陸側1か所、ベンチか階段で1か所。これで十分です。
1か所10分。合計30分で終わります。長くいるほど良い写真が撮れるわけではありません。
移動しながら確認する。次の場所へ歩く間に画面をチェックすれば、時間を無駄にしません。
よくある質問
山下公園で海をバックに撮るなら何時がいいですか?
午後です。山下公園の海は東側にあるため、午前中に海をバックにすると逆光になり顔が暗くなります。午前中に撮るなら、陸側の木々や花壇を背景にしてください。
人が写り込まないようにするにはどうすればいいですか?
海に向かって撮る、低い位置から空を背景にする、被写体に近づいて背景の面積を減らす、人が途切れた瞬間を連写で狙う。狙い目は平日の午前中です。
木漏れ日の下で撮ってもいいですか?
雰囲気は出ますが、顔に斑の影が落ちるため宣材写真としては使えません。均一な光が当たる場所を選んでください。
海沿いで気をつけることはありますか?
風です。髪が顔にかかって使えないカットが増えるので、まとめ髪にするか連写で落ち着いた瞬間を拾ってください。潮風で髪が広がるのでヘアオイルもあると安心です。