撮影の予定を入れた日が雨。がっかりするところですが、実は雨の日のほうがきれいに撮れることもあります。
理由と、横浜で濡れずに撮れる場所をまとめます。
雨の日が有利な理由
写真にとっていちばん難しいのは、晴天の強い直射日光です。影が濃く出て、目を細めてしまい、顔に不自然な陰影ができます。
曇りや雨の日は、雲が巨大なディフューザー(光を拡散させる装置)として働きます。光がやわらかく回るので、影が出ず、肌がきれいに写ります。
プロが曇りの日を選ぶことがあるのは、この理由です。
屋根がある場所を選ぶ
横浜には、濡れずに撮れる場所がいくつもあります。
- 赤レンガ倉庫の館内:レンガの壁と木の質感が背景として使えます
- みなとみらいの連絡通路:ガラス張りで明るく、雨でも光が入ります
- 駅直結の商業施設:移動も濡れずに済みます
- 大さん橋のターミナル内:木のデッキと大きな窓があります
- 屋根のあるアーケード:元町方面など
施設内での撮影は、事前に可否を確認してください。商業施設では撮影が禁止されている場所もあります。ルールは撮影の許可の記事にまとめています。
ガラス越しの光を使う
雨の日でも、大きな窓のそばは十分に明るいです。
窓から1〜2メートル離れて、窓のほうを向いて立つ。室内撮影と同じ原則です。曇天の光は柔らかいので、屋外より条件がいいことすらあります。
ただし、ガラスの反射が写り込むことがあるので、撮る前に画面で確認してください。
雨を活かす撮り方
濡れるのを覚悟するなら、雨だからこそ撮れる画があります。
濡れた路面の反射:地面に街灯や建物が映り込みます。しゃがんで低い位置から撮ると効果的です。
傘を使う:透明のビニール傘なら顔が暗くなりません。色つきの傘は顔に色がかぶるので注意してください。
屋根の下から外を撮る:手前が暗く、外が明るい構図は雰囲気が出ます。
ただし、宣材写真としては顔がはっきり写ることが優先です。雰囲気写真はSNS用と割り切ってください。
濡れ対策
- タオルを2枚(自分用とスマホ用)
- ジッパー付きの袋(スマホと予備の服を守る)
- 替えの靴下(足元が濡れると集中できません)
- ヘアオイル(湿気で広がる髪を押さえます)
- あぶらとり紙(湿度でテカります)
スマホが濡れると撮影自体が終わります。防水でない機種は、特に気をつけてください。
髪と服の対策
湿度で髪が広がるのが、雨の日の最大の敵です。
撮影直前にヘアオイルを少量なじませてください。まとめ髪にするのも有効です。広がった髪は、写真ではっきり写ります。
服は、濡れると色が変わる素材を避けてください。淡い色のコットンは、少し濡れただけで斑になります。
足元
全身写真を撮るなら、靴まで写ります。雨で濡れた靴や、泥がついた靴は目立ちます。
移動用と撮影用で靴を分けるのが確実です。袋に入れて持参して、撮影場所で履き替えてください。
暗さへの対処
雨の日は全体的に暗くなるので、屋内でも光量が足りないことがあります。
画面をタップして顔に明るさを合わせ、必要なら手動で明るさを上げてください。暗いまま撮ってあとから明るくすると、ザラつきが出ます。
詳しくは顔が暗いときの直し方にまとめています。
予定変更の判断
屋外での撮影が前提だった場合、無理に決行しないほうがいいこともあります。
判断基準は「この日に撮る必要があるか」です。締切があるなら屋内に切り替える。ないなら延期する。中途半端に決行して、使えない写真が増えるのがいちばんもったいないです。
雨の日は空いている
最後に、意外な利点を。
雨の日の観光地は人が少ないです。晴れの日には人が多くて撮れない場所も、雨なら落ち着いて撮れます。
屋根のある場所を選べば、条件は悪くありません。むしろ狙い目の日だと考えてください。
撮れた1枚を使う
雨の日に撮った写真でも、顔がはっきり写っていれば応募に使えます。
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雨の日に使える屋内スポットの条件
屋根があればどこでもいいわけではありません。次の条件で選んでください。
- 自然光が入るか:ガラス張りや吹き抜けは光が入ります
- 背景がすっきりしているか:看板や案内表示が少ない場所
- 立ち止まれるか:通路の真ん中は迷惑になります
- 撮影が許可されているか:商業施設は施設ごとにルールが違います
この4つを満たす場所は、事前に調べておくと当日迷いません。雨の日用の候補を2か所決めておくだけで、予定を中止せずに済みます。
雨の日ならではの写り方
雨は不利な条件と思われがちですが、写真としては有利な点があります。
光が均一になる。雲が全天のディフューザーになるので、顔に強い影が出ません。晴天より肌が綺麗に写ります。
路面が反射する。濡れたアスファルトが光を返すので、下からの光が足元を明るくします。
人が少ない。人気スポットでも背景に人が入りにくく、待たずに撮れます。
撤収の判断
無理に続けないほうがいい状況もあります。
風が強くて傘が使えない、雷が鳴っている、足元が滑る。このどれかに当てはまったら中止してください。写真のために危険を取る必要はありません。
撮影を中止しても、屋内で数枚撮れば当日の目的は達成できます。カフェの窓際で1枚撮るだけで、応募用の写真としては十分です。
よくある質問
雨の日に写真を撮るのは不利ですか?
そうとは限りません。雲が光を拡散させるため影が出にくく、肌がきれいに写ります。晴天の強い直射日光のほうが、影が濃く出て撮影は難しくなります。
横浜で雨でも撮れる場所はどこですか?
赤レンガ倉庫の館内、みなとみらいの連絡通路、駅直結の商業施設、大さん橋のターミナル内、屋根のあるアーケードなどです。ただし施設内の撮影は事前に可否を確認してください。
雨の日の持ち物は何が必要ですか?
タオル2枚、ジッパー付きの袋、替えの靴下、ヘアオイル、あぶらとり紙です。特にスマホが濡れると撮影自体が終わるので、防水でない機種は注意してください。
湿気で髪が広がってしまいます。
撮影直前にヘアオイルを少量なじませるか、まとめ髪にしてください。広がった髪は写真ではっきり写ります。