落ちると、自分が否定された気がします。でも実際のところ、落ちる理由の多くは実力とは関係ありません。
先に構造を知っておくと、必要以上に落ち込まずに次へ進めます。
そもそも何を選んでいるのか
オーディションは「優れた人」を選ぶ場ではなく、「その企画に合う人」を選ぶ場です。
求めているのが「20代前半・清楚系・身長165以上」なら、それ以外は全員落ちます。実力の問題ではなく、条件の問題です。
この違いを理解しておくだけで、落ちたときの受け止め方が変わります。
書類で落ちる主な理由
対面まで進まなかった場合、たいていこのどれかです。
- 写真が暗い、または加工が強すぎて実物が判断できない
- 全身写真がなく、体型や身長がわからない
- 顔がはっきり写っている写真がない(マスク・帽子・横顔のみ)
- プロフィールの空欄が多く、判断材料がない
- 募集条件(年齢・エリア)から外れている
- 写真が古く、現在の印象と違う
ここは全部こちらで直せます。実力ではなく準備の問題なので、次に効きます。
対面で落ちる主な理由
会って落ちた場合は、少し複雑です。
1. 写真と実物のギャップ。加工が強い写真を送っていると、会った瞬間に評価が下がります。宣材写真は盛る写真ではありません。
2. 表情が硬い。緊張は当然ですが、動画や動きを見る場では影響します。
3. 受け答え。内容の良し悪しより、聞かれたことに答えているかを見られています。
4. 単純に枠が埋まった。これがけっこう多いです。同じ系統の人が先に決まると、あとは実力に関係なく落ちます。
実力と関係ない理由もある
知っておいたほうがいい現実として、次のような理由でも落ちます。
- すでに内定者が決まっていて、形式的に募集していた
- クライアントの希望が途中で変わった
- 企画そのものが流れた
- 同じ系統の応募者が多く、たまたま後半に見られた
こうしたケースでは、何をどう改善しても結果は変わりません。落選=自分の価値の評価、ではないということです。
落ちたあとに確認する5項目
感情が落ち着いたら、事実だけ点検してください。
- 募集条件と自分の条件は合っていたか
- 写真は明るく、顔と全身の両方があったか
- 写真は3ヶ月以内のものだったか
- プロフィールに空欄が多くなかったか
- 締切ぎりぎりの応募ではなかったか(早いほうが丁寧に見られます)
1つでも当てはまれば、そこを直すだけで次の通過率が上がります。
理由を聞いてもいいか
聞いても構いませんが、返ってこないことがほとんどです。落選理由を個別に返す運用をしている募集は少ないためです。
返ってこなくても、失礼だったわけではありません。期待せずに聞く、程度でちょうどいいです。
次にやること
いちばん効くのは、写真を撮り直すことです。書類落ちの原因の大半が写真だからです。
明るい場所で、顔と全身。加工は明るさ調整まで。撮り方は宣材写真をスマホで撮る方法にまとめています。
次に効くのが掲載実績を1つ作ることです。プロフィールに書けるものが1行あるだけで、書類の見え方が変わります。「未経験・実績なし」の応募が並ぶ中で、掲載歴があると目に留まります。
落ちたあとに感情をどう扱うか
落ち込むのは自然なことなので、無理に切り替えなくて構いません。ただ、切り替えを早くする方法はあります。
「落ちた」と「向いていない」を分けることです。1回の結果は1回の結果でしかありません。条件が合わなかった、枠が埋まっていた、写真が暗かった。どれも「向いていない」の証拠にはなりません。
逆に、5回10回と続けて落ちているなら、そこには直せる共通点があります。感情ではなく、そこを見てください。
落ちた記録を残しておく
地味ですが効きます。応募したら、こう記録してください。
- いつ、どこに応募したか
- 送った写真はどれか
- 結果(書類落ち・対面落ち・通過・連絡なし)
5件たまると、傾向が見えます。「この写真を使ったときは全部落ちている」「この系統の募集だけ通っている」。感覚ではなく記録で判断できるようになります。
連絡が来ないまま終わるとき
合否の連絡をしない募集も普通にあります。「不採用の場合は連絡しません」と書いてあることも多いです。
待ち続けるのは時間の無駄なので、2週間で区切って次に進んでください。気になるなら一度だけ確認を送って、それで終わりにします。
落ち続けているときは、場所を変える
同じ系統の募集に落ち続けている場合、努力の方向ではなく応募先の方向が合っていない可能性があります。
ファッション系に落ち続けるなら、読者モデルや被写体の枠を見てみる。都内の募集に落ちるなら、地域を広げる。条件を変えるだけで通ることは普通にあります。
受かる人がやっていること
特別なことはしていません。共通しているのは次の4つです。
- 写真が明るく、加工が控えめで、顔と全身が揃っている
- プロフィールに空欄がなく、特技が具体的に書いてある
- 募集条件を読んだうえで、合う場所にだけ応募している
- 締切の直前ではなく、早めに出している
全部、才能とは関係のない部分です。落ちる原因の大半は、直せる場所にあります。
数を出すことも大事
1件2件で判断すると、たまたまに振り回されます。条件の合う募集に10件出して初めて傾向が見えます。
ただし、条件を確認せずに手当たり次第に出すのは別です。合う場所に、数を出す。この順番です。
まず1件、確実に作る
Pasha!の読者モデル登録は、選考で落とす形式ではありません。写真を送っていただければ、紹介ページを作成します。費用はかからず、掲載前に必ず内容をご確認いただきます。
掲載歴が1つあると、次のオーディションで書けることが増えます。落ちた直後にできる、いちばん具体的な一手です。
よくある質問
モデルオーディションに落ちるのは実力不足ですか?
多くの場合そうではありません。オーディションは優れた人ではなく、その企画に合う人を選ぶ場です。条件が合わなければ実力に関係なく落ちますし、枠が先に埋まっていたというケースもあります。
書類で落ちる主な理由は何ですか?
写真が暗い、加工が強すぎて実物が判断できない、全身写真がない、プロフィールの空欄が多い、募集条件から外れている、写真が古い。この6つがほとんどです。すべてこちらで直せます。
落選理由を聞いてもいいですか?
聞いても構いませんが、返ってこないことがほとんどです。落選理由を個別に返す運用をしている募集は少ないため、期待せずに聞く程度でちょうどいいです。
落ちたあと、次に何をすればいいですか?
写真を撮り直すことと、掲載実績を1つ作ることです。書類落ちの原因の大半は写真で、プロフィールに書ける実績が1行あるだけで書類の見え方が変わります。