加工アプリに頼らなくても、撮り方のコツを押さえるだけで自撮りは見違えます。この記事では、盛れる自撮りの撮り方を7つのポイントで紹介。プロフィール写真やモデル応募にも使える、自然に垢抜ける方法です。
① 光を制する者が自撮りを制す
盛れる自撮りの9割は光で決まります。おすすめは窓際の自然光か、屋外の日陰。顔全体にやわらかく光が当たり、影が出にくくなります。
具体的には、大きめの窓から1〜2メートル離れて、窓のほうを向いて立つ。これだけで肌の写りが変わります。窓に近づきすぎると片側だけ白飛びするので、少し離すのがコツです。
避けたいのは3つ。逆光(顔が暗くなる)、真上からの照明(目の下に影が落ちる)、蛍光灯だけの部屋(肌の色が緑っぽく濁る)。夜にどうしても撮るなら、白いスタンドライトを顔の斜め前・少し上に置くと自然光に近づきます。
- ベストな時間帯は午前10時〜午後3時
- 曇りの日はやわらかい光になるので、実は自撮り日和
- 白い服、白い紙、白いテーブルは天然のレフ板。顔の下に置くと影が消える
② カメラは「目線より少し上」
スマホを目線よりわずかに上に構えると、自然に小顔・目大きめに写ります。角度の目安は10〜15度。上げすぎると顎が消えて実物と変わってしまうので、あくまで「少し上」です。
もう1つ大事なのが距離。腕を伸ばしきって撮ると顔の中心が引き伸ばされて鼻が大きく写ります。腕は軽く曲げるくらいにして、代わりに自撮り棒かセルフタイマーで距離を稼ぐと、顔の形が正確に写ります。
本気で1枚を作るなら、インカメラではなくアウトカメラ(背面カメラ)+タイマー3秒が最善です。画質がまったく違います。
③ 角度は「ななめ45度」から
正面より、顔をわずかに斜めにするとフェイスラインがすっきりします。ただし人の顔は左右対称ではないので、自分の「写る側」を知っておくと毎回安定します。
見つけ方は簡単です。同じ光・同じ表情で、右斜め・正面・左斜めの3枚を撮って並べる。多くの人は分け目と反対側のほうがきれいに写ります。一度決めておけば、以後は迷いません。
- あごを軽く引く(二重あご防止)
- 首を少しだけ前に出すとフェイスラインが締まる
- 肩を落とす。力が入っていると首が短く見える
④ 表情は「真顔の一歩手前」
がんばった笑顔より、口角を少し上げた自然な表情のほうが垢抜けて見えます。撮る直前に軽く息を吐くと、力が抜けていい表情になります。
目が死んで見えるときは、カメラのレンズではなくレンズの少し先を見てください。焦点が奥に行くと目に力が戻ります。笑顔を作るときは口ではなく目から。目が動いていない笑顔は、写真だと一発でわかります。
⑤ 背景はシンプルに
白い壁、空、公園の緑など、ごちゃつかない背景を選ぶと人物が引き立ちます。生活感のあるもの(洗濯物・家具・散らかった床)が写り込まないよう注意してください。
壁から50センチほど離れて立つと、背景に自分の影が落ちません。背景と服の色が同じだと輪郭が溶けるので、そこだけずらします。
⑥ 加工のやり方:順番と加減
「加工はしないほうがいい」とよく言われますが、実際はやる順番と量の問題です。整える加工は必要で、変える加工が問題になります。
この順番でやると失敗しません。
- 1. 傾きを直す:水平が狂っているだけで素人写真に見えます。まずここ
- 2. 明るさを上げる:+10〜20が目安。顔が明るくなるだけで印象は大きく変わります
- 3. 影を持ち上げる(シャドウ):+10前後。目の下や首の影が薄くなります
- 4. 彩度を少し下げる:-5〜10。日本人の肌は少し彩度を落とすと上品に見えます
- 5. トリミング:最後。顔が中央よりやや上に来るように切ります
ここまでは標準の写真アプリだけで完結します。専用の加工アプリを開く必要はありません。
逆にやらないほうがいいのがこれです。輪郭を細くする、目を大きくする、鼻を小さくする、脚を伸ばす、肌をつるつるにする。どれも実物とのギャップになり、モデル応募では落ちる原因になります。ニキビなど一時的なものを軽く消すくらいは許容範囲です。
判断に迷ったときの基準は1つ。「この写真を見せた相手に、実際に会っても驚かれないか」。これで決めれば間違いません。
⑦ とにかく枚数を撮る
プロでも1枚では決めません。同じ構図で何枚も撮り、あとからベストを選ぶのが鉄則です。表情や角度を少しずつ変えて、最低でも30枚、できれば100枚撮ってください。
連写(バーストモード)を使うと、狙って作れない自然な表情が混ざります。実際、選ばれる1枚はたいてい「撮るつもりがなかったコマ」です。
選ぶときは、盛れている順ではなく「自分らしい順」に並べてください。人に見せる写真ほど、この基準がききます。
シーン別のコツ
室内:窓の前に立ち、部屋の照明はいったん消す。自然光と電球の色が混ざると肌の色が不自然になります。
屋外:直射日光は避けて日陰へ。建物の陰や木陰が理想です。晴天の真昼に日なたで撮ると、目が細くなり影も濃く出ます。
夜:ナイトモードは手ブレしやすいので、スマホをどこかに固定してタイマーで。コンビニの前や自販機の明かりは色が強すぎるので、白い光源を探してください。
やりがちなNG
- 腕を伸ばしきって至近距離で撮る(鼻と額が大きく写る)
- 加工アプリの自動補正を全部オンにする(別人になる)
- 暗いまま撮って、あとから明るさだけで救おうとする(ざらつきが出る)
- 1枚だけ撮って終わる(選択肢がないと妥協した1枚になる)
- 前髪で眉が完全に隠れている(表情が読めず、印象が弱くなる)
この7つは、モデル応募の写真や宣材写真にもそのまま使えます。自然に盛れた一枚が撮れたら、ぜひ活動の第一歩に活かしてください。
よくある質問
自撮りの加工はどうやるのが正解ですか?
傾き補正→明るさ+10〜20→シャドウ+10前後→彩度-5〜10→トリミング、の順で標準の写真アプリだけで仕上げるのがおすすめです。輪郭を細くする、目を大きくする、肌をつるつるにするといった顔の形を変える加工は、実物とのギャップになるため避けてください。
自撮りで盛れる角度はどこですか?
カメラを目線より10〜15度ほど上に構え、顔をわずかに斜めにするのが基本です。人の顔は左右対称ではないので、右斜め・正面・左斜めの3枚を同じ条件で撮り比べて、自分の写る側を一度決めておくと毎回安定します。
加工アプリを使わずに盛る方法はありますか?
光を変えるのがいちばん効果があります。窓から1〜2メートル離れて窓のほうを向くだけで肌の写りが変わります。白い服や白い紙を顔の下に置くとレフ板の代わりになり、影が消えます。
自撮りは何枚くらい撮るべきですか?
最低30枚、できれば100枚です。連写を使うと狙って作れない自然な表情が混ざります。選ばれる1枚はたいてい撮るつもりがなかったコマです。