プロフィールを見た人は、その下の投稿一覧を見ます。上位9枚が、ほぼ第一印象を決めます。
統一感は、難しい加工技術ではなく、いくつかの単純なルールで作れます。
統一感の正体は「色」と「明るさ」
ばらばらに見える原因は、たいていこの2つです。
色:暖色寄りの写真と寒色寄りの写真が混ざると、並べたときに散らかって見えます。
明るさ:明るい写真と暗い写真が交互だと、視線が落ち着きません。
逆に言えば、この2つをそろえるだけで統一感は出ます。被写体がバラバラでも成立します。
まずやること:明るさをそろえる
いちばん簡単で効果が大きい方法です。
投稿前に、すべての写真の明るさを同じくらいまで上げてください。目安は+10〜20。暗い写真だけ持ち上げるのではなく、全部を同じ基準にそろえるのがコツです。
これだけで、フィード全体が明るく整って見えます。
次にやること:色の方向を決める
暖色(黄色寄り)か、寒色(青寄り)か、どちらかに決めてください。
暖色寄り:親しみやすく、柔らかい印象になります。読者モデル系に向きます。
寒色寄り:清潔感のある印象で落ち着いた印象になります。ファッション系に向きます。
決めたら、編集の「色温度」を毎回同じ方向に少しだけ動かします。5〜10程度で十分です。
彩度は少し下げる
色が強い写真が混ざると、そこだけ浮きます。
彩度を-5〜10下げると、全体が落ち着いて統一感が出ます。日本人の肌も、少し彩度を落としたほうが上品に見えます。
逆に、鮮やかさを売りにしたいなら上げても構いませんが、その場合も毎回同じだけ上げてください。
加工より並び順
ここがこの記事でいちばん伝えたい点です。
インスタは3列で表示されます。つまり、3枚ごとに横一列になります。この列の中に、似た色や似た構図が並ぶと美しく見えません。
コツは「引きと寄りを交互にする」こと。全身写真の次はバストアップ、その次は物や風景。この繰り返しで、フィードにリズムが生まれます。
同じ日に撮った似た写真を3枚続けて投稿すると、一気に単調になります。日をずらして投稿してください。
投稿の配分
モデル活動用のアカウントなら、この配分が扱いやすいです。
- 人物写真:6割(顔がわかるもの、全身、雰囲気カット)
- 物・風景:3割(間をつなぐ役割。フィードに余白ができます)
- 実績・告知:1割(掲載されたページの紹介など)
人物ばかりだと重く、風景ばかりだと何のアカウントかわからなくなります。直近9枚のうち5枚は人物を目安にしてください。
背景の色をそろえる
意外に効きます。写真ごとに背景がバラバラだと、加工をそろえても統一感が出にくいです。
白い壁、屋外の緑、空。使う背景を2〜3種類に絞ると、それだけでまとまります。
撮影場所を毎回変えるより、気に入った場所を繰り返し使うほうが、フィードは整います。
統一感を出しすぎる弊害
やりすぎると、逆効果になることもあります。
全部の写真が同じトーン、同じ構図、同じ表情だと、フィード全体が単調になって記憶に残りません。また、加工が強く統一されていると「作り込んだアカウント」に見えて、等身大の魅力が伝わりにくくなります。
読者モデルの枠では、少し隙があるほうが親しみやすく見えます。統一するのは色と明るさだけでいいと考えてください。
途中から整える手順
すでに投稿がバラバラな場合でも、今から整えられます。
1. 今日から先の投稿を、決めたルールで統一する。過去は触らなくて構いません。
2. 明らかに浮いている過去の投稿だけアーカイブする。削除ではなくアーカイブなら、いつでも戻せます。
3. 9枚たまったら、プロフィールから見返す。そこで初めて全体が整って見えます。
過去を全部消す必要はありません。9枚更新すれば、第一印象は入れ替わります。
加工アプリは1つに絞る
複数のアプリを使い分けると、仕上がりの傾向が変わって統一感が崩れます。
標準の写真アプリでも十分です。同じアプリで、同じ項目を、同じ量だけ動かす。これが再現性のある統一感になります。
調整の順番と数値は自然に見える加工のやり方にまとめています。
宣材写真は別に持っておく
フィード用に加工した写真は、宣材写真としては加工が強すぎることがあります。
SNS用と応募用は分けてください。応募用は加工を控えめに、実物と一致することを優先します。
この使い分けができている人は、実際にはあまり多くありません。ここで差がつきます。
投稿の頻度
統一感とは別ですが、見られ方に影響します。
毎日投稿する必要はありません。週1〜2回で十分です。ただし、3ヶ月投稿がないと「活動していない人」に見えます。
撮影の予定がない時期は、過去に撮った未公開の写真を出すか、物や風景でつなぐと途切れません。まとめて撮って、小出しにするのが現実的です。
キャプションの扱い
フィードの見た目には影響しませんが、読まれています。
長文である必要はありません。1〜2行で、その写真がどこで撮られたものか、何を考えていたかが伝わればいいです。
「撮影:◯◯にて」のように場所を書く場合は、自宅周辺や通学路など、生活圏が特定できる情報にならないか確認してください。
ハッシュタグ
モデル活動なら、探されるタグを入れておくと見つけてもらえます。
ただし、大量につけると雑に見えます。5〜10個程度で十分です。活動内容、地域、撮影のジャンルあたりから選んでください。
数十個つけているアカウントは、それだけで「数を追っている人」に見えます。
整えた先にあるもの
プロフィールと上位9枚が整っていると、募集する側は「話が早そうな人だ」と判断します。
そして、プロフィールに掲載実績のURLが1つあると、さらに変わります。Pasha!の読者モデル登録では紹介ページを作成するので、そのURLをリンク欄に置けます。費用はかからず、掲載前に必ず内容をご確認いただきます。
よくある質問
インスタに統一感を出すには何から始めればいいですか?
明るさをそろえることです。すべての写真の明るさを同じ基準(+10〜20が目安)まで上げてください。これだけでフィード全体が整って見えます。
加工より大事なことはありますか?
並び順です。インスタは3列表示なので、3枚ごとに横一列になります。引きと寄りを交互にすると、フィードにリズムが生まれます。似た写真を続けて投稿すると単調になります。
人物写真と風景写真の割合はどれくらいがいいですか?
人物6割、物や風景3割、実績や告知1割が目安です。直近9枚のうち5枚は人物にしておくと、モデル活動のアカウントとして伝わります。
統一感を出しすぎるとどうなりますか?
全部が同じトーンだとフィードが単調になり記憶に残りません。加工が強く統一されていると作り込んだ印象になり、等身大の魅力が伝わりにくくなります。統一するのは色と明るさだけで十分です。