広告代理店で失敗しないための7つの確認ポイント【実務経験から】

「代理店に任せたら何もしてくれなかった」「担当者がいつも違う人で引き継ぎができていない」「費用の内訳を聞いても明確に答えてくれない」——こういうトラブルの話を、WGSでお客様から聞くことが今でも多い。

広告代理店を選ぶのは難しい。どの会社も「実績豊富」「費用対効果◎」と書いているし、話を聞くだけでは正直わからない。でも、選ぶ前に確認すべきポイントを知っていれば、失敗のリスクを大きく減らせる。

広告代理店選びで最もよくある失敗

一番多いのは、「会社の実績」だけを見て決めてしまうケースだ。大手代理店だからといって、自分の案件に優秀な担当者がつくとは限らない。実際に担当するのは入社1年目の若手ということも珍しくない。

もう一つよくあるのが、アカウントの権限問題だ。代理店が広告アカウントのオーナー権限を持ったまま解約すると、過去のデータが全部消える。数ヶ月かけて積み上げたデータが手元に残らない、という最悪のパターンになる。これだけは契約前に必ず確認してほしい。

7つの確認ポイント

1. 広告アカウントの権限を自社が持てるか

これが一番大事だ。Google広告もMeta広告も、アカウントのオーナー権限を自社が持つ形で契約すること。代理店が代わりに管理するとしても、アクセス権は自社に残しておく。解約後にデータが消えるという最悪の事態を防ぐためにも、ここは絶対に譲らない。

2. 担当者の実績・経験を直接聞く

「弊社の支援実績○社」ではなく、「あなた自身が担当した案件でどんな成果を出しましたか?」と聞く。大手でも担当が新人のことはある。担当者の経験と実績を確認することが、会社の規模を確認するより重要だ。

3. 手数料の計算方法が明確か

「広告費の20%」など、計算式が明確かどうかを確認する。月30万円の広告費なら手数料は6万円、という形で数字が出せるかどうか。「状況によります」「込み込みで○円」という曖昧な回答の場合は、後でトラブルになりやすい。

4. レポートに改善提案が含まれるか

数字を並べるだけのレポートは意味がない。「先月はクリック率が1.2%だった。今月は広告文を変えてこうする」という改善提案が含まれているかどうかが差になる。毎月のレポートでどんな内容を提供してくれるか、契約前に確認しておく。

5. LP・クリエイティブまで対応できるか

広告だけ改善してもLPが弱ければ成果は出ない。逆に、LPが良くても広告のターゲティングがズレていれば無駄になる。広告運用とLPの改善を一気通貫で対応できる会社の方が、責任の所在が明確で動きが早い。詳しくはLP制作費用の記事も参考にしてほしい。

6. 初回ヒアリングの質

「予算はいくらですか?」だけ聞いてくる代理店は怪しい。まず聞くべきは、ビジネスモデル・現状課題・目標数値・競合状況だ。ヒアリングの質が、その後の提案の質に直結する。最初の打ち合わせでどこまで深く聞いてくれるかを判断基準にするといい。

7. 契約期間が短めか

最初から「最低12ヶ月縛り」を求めてくる代理店には注意が必要だ。最初は3ヶ月程度の短期契約から始めて、成果を見てから継続するかどうかを判断する形が安全だ。成果に自信がある代理店ほど、短期での契約を嫌がらない。

WGSでの実際の対応

WGS(僕が関わっている会社)では、上の7点を全部クリアした上で対応している。特にアカウント権限については、「必ず自社で持つ」というルールを最初に説明している。解約後も自分でデータを見られる状態を作ることが、クライアントにとって最も重要だと考えているからだ。

また、Google広告の始め方についてはこちらの記事で詳しく解説している。代理店に任せる前に、仕組みの基本だけでも押さえておくと、担当者との会話の質が変わる。

まとめ

広告代理店選びで失敗しないための7つのポイントをまとめると、①アカウント権限②担当者の実績③手数料の透明性④改善提案の有無⑤LP対応の有無⑥ヒアリングの質⑦契約期間の柔軟性、の確認だ。

この7つを打ち合わせ前に頭に入れておくだけで、選ぶ基準がかなり明確になる。

代理店選びについて一緒に考えたい方はこちらから

この記事の内容を、自社に当てはめて考えたい方へ

Web集客の設計・広告運用について、無料の戦略セッションで相談できます。売り込みはしません。現状の整理と「次の一手」の提案まで。

無料戦略セッションの詳細を見る