メルマガとLINE公式アカウント、どちらを使うべきか。目的別の使い分け
「メルマガとLINE公式、どちらを使うべきか」という質問をよく受ける。答えはターゲットと目的によって変わる。両方使う必要はなく、自社のビジネスに合った方を選べばいい。判断基準を整理する。
メルマガとLINE公式の基本的な違い
開封率
LINE公式の開封率は60〜70%と高い。メルマガは業種によって5〜30%程度とバラつきがある。受信トレイではなくLINEのトーク画面に届くため、スマートフォンユーザーへのリーチはLINEの方が確実だ。
コンテンツの長さと深さ
メルマガは長文・HTML形式・リッチなデザインが可能だ。1,000〜2,000文字の読み物コンテンツを届けるには向いている。LINEは短文・シンプルなメッセージが基本で、長文は読まれにくい。「今月のセール」「お知らせ」など短く伝えたいことに向く。
費用
メルマガはMailchimp(無料〜)・MailPoet(WordPress連携)など低コストで始められる。リスト1,000人程度なら無料プランで十分だ。LINE公式アカウントは月1,000通まで無料、超えると有料(月5,000円〜)になる。メッセージ配信数が増えると費用が上がる仕組みだ。
目的別の使い分け
LINEが向いているケース
BtoC・若い〜中年層のターゲット・即時性のあるお知らせ(予約リマインド・セール案内)・クーポン配信・来店促進。美容室・飲食店・整体院・アパレルなど、日常的に利用するサービスとの相性が良い。「今日空きがあります」「今週限りのキャンペーン」のような時間軸の短い情報に強い。
メルマガが向いているケース
BtoB・40〜60代のターゲット・長めのコンテンツを届けたい・購買サイクルが長い商材。コンサルティング・士業・高額サービス・法人向けサービスに向いている。毎週1本のノウハウ記事を届けることで「この人の言っていることは信頼できる」という蓄積がされていく。
両方使うケース
「LINEで日常的な接触・メルマガで深いコンテンツ届け」という組み合わせも有効だ。ただし両方を高品質で運用するリソースがある場合に限る。片方を薄くするくらいなら、どちらか一方に集中する方がいい。
リスト(読者・友だち)の集め方
どちらのツールも「リストの質」が成果を左右する。LPやSNSから登録してもらう導線を作る。「無料のノウハウPDF」「初回限定クーポン」など、登録するメリットを明確にすることでリストが集まりやすくなる。
登録後に放置せず、最初の数通で「このリストに登録していると何が得られるか」を伝えることがリスト離脱を防ぐ鍵だ。
マーケティング全体のチャネル設計についてはファネルの記事で解説している。SNS広告との組み合わせはこちらにまとめている。
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