【リフォーム・工務店向け】紹介依存と一括見積もりサイトから脱却するマーケティングのモデルケース

モデルケースの設定

業態:神奈川・地域密着のリフォーム会社(従業員5名・年商8,000万円)
現状:案件の6割が紹介、3割がSUUMO・ホームプロなど一括見積もりサイト経由。サイト掲載費と成果報酬で月15〜20万円かかっているが、複数社見積もりの競合で値引きを迫られることが多い。
月間マーケティング予算:現在のサイト費用を再配分
目標:自社サイト経由の問い合わせを月3件以上安定させる

現状の課題

一括見積もりサイト経由は「最安値」で比較されるため、価格競争になりやすい。施工品質や対応の丁寧さが伝わる前に価格で判断されてしまう。自社の強みを訴求できる「自社チャネル」を作ることが急務だ。

施策1:施工事例ページを充実させる

リフォーム会社のWebサイトで最も重要なのは「施工事例」だ。before/after写真・工事内容・費用・お客様の声がセットで掲載されていると、「この会社に頼みたい」という信頼が生まれる。

  • 完工のたびに施工事例ページを1件追加する(月1〜2件)
  • 「キッチンリフォーム」「外壁塗装」「水回り」など工事種別でページを分ける
  • 費用は「○○万円台」の目安でもいいので必ず入れる(価格が見えないと問い合わせしにくい)
  • お客様の声は「工事前の悩み→選んだ理由→結果」の構造で書く

お客様の声の集め方・書き方はこちらの記事で解説している。

施策2:Google広告で「今すぐ検討している人」を獲得する

リフォームは「今すぐ比較・検討している人」に直接届けられる検索広告が効果的だ。一括見積もりサイトへの掲載費と同程度の予算を自社の広告に回すと、問い合わせの質が上がることが多い。

  • 「横浜 外壁塗装」「神奈川 キッチンリフォーム 費用」など地域+工事種別で絞る
  • 広告文に「地元密着○○年」「施工事例○件」「無料見積もり」など信頼の根拠を入れる
  • ランディングページは工事種別ごとに分け、施工事例・費用目安・問い合わせフォームをセットにする

Google広告の始め方はこちら。CVRを上げるLP設計はこちらの完全ガイドを参照してほしい。

施策3:既存顧客へのフォローで紹介を仕組み化する

現在6割が紹介というのは強みだ。この紹介を「自然に起きるもの」から「仕組みで増やすもの」に変える。

  • 完工後3ヶ月・6ヶ月・1年でアフターフォロー連絡をする
  • 「ご紹介いただいた場合の特典」を明文化して伝える
  • 「ご満足いただいた場合はGoogleレビューをお願いします」のQRカードを渡す

口コミ・紹介を増やす仕組みはこちらの記事で解説している。

期待できる変化(6ヶ月後)

施工事例が20件以上積み上がるとSEOと信頼の両面で効果が出始める。Google広告で月3〜5件の自社問い合わせが安定すれば、一括見積もりサイトの依存度を下げられる。一括サイト経由より自社経由の方が成約率が高く・値引き要求が少ないため、同じ件数でも利益率が改善する。

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