TikTok 自撮り 動画 撮り方 コツ 縦画面

写真は撮れるけど動画は苦手、という人は多いです。動画は止まっていられないぶん、別の準備が要ります。

ただ、押さえる点は限られています。

写真と動画の決定的な違い

写真は「一瞬を選ぶ」もの、動画は「時間を見せる」ものです。

写真は100枚から1枚を選べます。動画は選べません。だから、作り込んだ表情を維持するのではなく、自然な状態を長く保つほうが向いています。

写真で有効だった「決めポーズ」は、動画では不自然に見えます。

縦画面の構図

TikTokは縦画面が前提です。横向きで撮ると、上下に黒帯が出て見られません。

  • 顔は画面の上から3分の1あたりに置く
  • 画面の下部分にはテキストやUIが重なるので、重要なものを置かない
  • 全身を入れるなら、頭上に少し余白を残す
  • 手を動かす場合、画面の外に出ないか確認する

光は写真と同じ

ここは変わりません。窓のほうを向いて、窓から1〜2メートル離れる。

ただし動画は撮影時間が長いので、途中で光が変わらないかに注意してください。雲の動きで明るさが変わると、映像が不安定になります。

夜に撮るなら照明が必要です。詳しくはリングライトは必要かにまとめています。

音の準備

写真にはない要素です。ここで失敗する人が多いです。

撮影前に、部屋の音を確認してください。エアコン、換気扇、冷蔵庫、外の車の音。スマホのマイクは意外と拾います。

音楽をかぶせる場合でも、話す音声を使うなら静かな環境で撮ってください。あとから消せません。

最初の1秒

動画で最も重要な部分です。ここで止まるかどうかが決まります。

やってはいけないのは、最初の数秒を挨拶や前置きで使うこと。「こんにちは、今日は…」で1秒使うと、そこで離脱されます。

最初のコマから、何の動画かがわかる状態にしてください。顔が写っている、動きがある、テキストが出ている。このどれかがあると止まります。

長さ

短いほど最後まで見られます。最後まで見られると、次の人に届きやすくなります。

慣れないうちは15〜30秒を目安にしてください。伝えたいことが多い場合も、1本にまとめず分けるほうが結果的に見られます。

手ブレを防ぐ

手持ちで撮ると、想像以上に揺れます。見る側が疲れる映像になります。

スマホは必ず固定してください。三脚がなければ、本を積む、棚に立てかける、壁に寄りかかる。写真のときと同じ方法が使えます。

歩きながら撮る場合は、膝を軽く曲げてすり足で歩くと揺れが減ります。

表情と動き

静止画のように固まっていると、動画では不自然です。

  • まばたきを我慢しない(自然にする)
  • 顔をわずかに動かす(完全静止は人形のように見えます)
  • 話すときは口を大きめに動かす(小さいと聞き取れません)
  • 手の動きを入れると、画面に変化が出ます

撮り直しの考え方

1本撮るのに何十テイクもかけると続きません。

3回撮って、いちばんマシなものを使う。これくらいの基準がちょうどいいです。完璧を目指すと投稿頻度が落ち、頻度が落ちると伸びません。

動画から静止画を作る

意外と使える方法です。動画を撮って、その中の1コマを静止画として書き出せます。

動画は「撮られている意識」が薄れるので、写真より自然な表情が残ることがあります。表情が固くなる人には、この方法が向いています。

ただし、動画から切り出した静止画は解像度が落ちます。宣材写真として使うなら、応募先の要件を確認してください。サイズの目安はこちらにまとめています。

モデル活動につなげる

TikTokは、写真だけのアカウントより新規に届きやすいという利点があります。

ただし、TikTok単体で完結させないでください。プロフィールに他のSNSや掲載ページのリンクを置いて、興味を持った人が次に進める経路を作っておく必要があります。

動画がバズっても、行き先がなければ何も起きません。

身バレ対策は動画のほうが重要

動画は情報量が多いぶん、特定につながる要素も増えます。

背景が動く、外の音が入る、部屋の全体が映る。写真では写らなかったものが写ります。

撮影後に一度通して見て、看板や表札、窓の外の景色、家族の声などが入っていないか確認してください。詳しくは身バレを防ぐ方法にまとめています。

写真が先で構いません

動画が苦手なら、無理に始めなくても大丈夫です。読者モデルの応募に動画は必要ありません。

Pasha!の読者モデル登録も、必要なのは顔がわかる1枚と全身がわかる1枚だけです。動画は、余裕ができてからで十分です。

撮る前に決める3つ

動画は撮り始めてから考えると失敗します。先に決めておくと、撮り直しが減ります。

1. 何を見せるか。顔なのか、服なのか、場所なのか。1本に1つで十分です。

2. どこで撮るか。光が入る場所を先に決めます。動画は写真より暗さに弱いです。

3. 何秒にするか。15秒か30秒。長くすると最後まで見られません。

この3つが決まっていれば、撮影自体は5分で終わります。時間がかかるのは編集ではなく、決めていないことです。

スマホの設定

動画は写真より設定の影響が大きいです。撮る前に確認してください。

解像度とフレームレート:1080p・30fpsで十分です。4Kにすると容量ばかり増えます。

美肌フィルター:切ってください。動くと不自然さが目立ちます。

手ブレ補正:オンにします。歩きながら撮るなら必須です。

マイク:屋外なら風の音が入ります。声を入れるなら屋内か風のない場所を選んでください。

顔出しの範囲を決めておく

動画は写真より情報量が多いので、身元がわかりやすくなります。

声、話し方、住んでいる場所、行動範囲。写真では出ない情報が、動画では自然に出ます。

だから撮る前に線を引いてください。自宅の外観を映さない、最寄り駅を出さない、制服や社員証を写さない。この3つだけでもリスクは下がります。

よくある質問

TikTokの動画と写真では何が違いますか?

写真は100枚から1枚を選べますが、動画は選べません。だから作り込んだ表情を維持するのではなく、自然な状態を長く保つほうが向いています。写真で有効な決めポーズは動画では不自然に見えます。

最初の1秒で気をつけることは何ですか?

挨拶や前置きに使わないことです。最初のコマから何の動画かがわかる状態にしてください。顔が写っている、動きがある、テキストが出ている、このどれかがあると止まってもらえます。

動画の長さはどれくらいがいいですか?

慣れないうちは15〜30秒です。短いほど最後まで見られ、最後まで見られると次の人に届きやすくなります。伝えたいことが多い場合は分けてください。

動画から切り出した静止画を宣材に使えますか?

使えますが解像度が落ちます。応募先の要件を確認してください。ただし動画は撮られている意識が薄れるため、写真より自然な表情が残ることがあります。