ヒートマップでLPを改善する方法【Hotjar・Ptengineの活用法】
ヒートマップとは何か
ヒートマップとは、ウェブページ上でユーザーがどこをクリックし、どこまでスクロールし、どこで止まっているかを色の濃淡で視覚化したツールです。通常のアクセス解析(GA4等)では「何人が訪問してどのくらいの時間滞在したか」はわかりますが、ページ内の「どこで離脱しているか」まではわかりません。ヒートマップを使うと、その部分を視覚的に把握できます。
ヒートマップの主な種類
スクロールマップ
ページのどこまでスクロールされているかを示します。例えば「全訪問者の70%がファーストビューで離脱している」「CTAボタンまでたどり着いているのは30%だけ」といった事実がわかります。これはLPの構造改善に直結する情報です。
クリックヒートマップ
ページのどの部分がクリック(タップ)されているかを示します。「CTAボタンが実際にクリックされているか」「クリックを期待していない場所が押されていないか」を確認できます。
マウストラッキング(ムーブマップ)
PCユーザーのマウスの動きを追跡します。ユーザーの視線に近い動きを示すため、「どこに注目しているか」のヒントが得られます。
セッションリプレイ
実際のユーザーの操作を動画のように再生できる機能です。「フォームのどの項目で詰まっているか」「どの順番で読んでいるか」を具体的に把握できます。
おすすめのヒートマップツール
Hotjar
世界で最も使われているヒートマップツールの一つ。無料プランでも基本的なヒートマップ・セッションリプレイが使えます。
- 無料プラン:月35セッションのリプレイ、基本ヒートマップ
- 有料プラン:月約1,000円〜(機能・容量が拡張)
- 設置方法:WordPressならHotjarプラグインを使うか、トラッキングコードをheadに貼る
Ptengine
日本製のヒートマップ+A/Bテストツール。日本語サポートが充実しており、日本語のUIが使いやすい。
- 無料プラン:月5,000PVまで
- 有料プラン:月約1万円〜
Microsoft Clarity
Microsoftが提供する完全無料のヒートマップ&セッションリプレイツール。機能は限られますが、コストをかけずに始めたい場合に最適です。
ヒートマップを使ったLP改善の手順
ステップ1:現状のスクロール率を確認する
スクロールマップを見て、以下の数値を確認します。
- ファーストビュー通過率(100%から何%減るか)
- CTAボタン到達率
- フォームへの到達率
「CTAボタンに30%しか到達していない」なら、ボタンをより上部に配置する改善が有効です。
ステップ2:離脱ポイントを特定する
スクロール率が急激に下がっている箇所が離脱ポイントです。その前後のコンテンツを確認し「なぜここで読むのをやめるのか」を考察します。
- テキストが長すぎる → 箇条書きや見出しで分割する
- 関係ない情報が続いている → ターゲットに関係する内容に絞る
- コンテンツの流れが断絶している → 次の内容への橋渡し文を入れる
ステップ3:クリックされていないCTAを改善する
クリックヒートマップでCTAボタンのクリック数を確認します。ボタンが全く押されていない場合は、以下を改善します。
- ボタンの色が目立っていない
- ボタンの文言が魅力的でない
- ボタンの位置が悪い
ステップ4:フォームのどこで詰まっているかをセッションリプレイで確認する
フォームへの到達率は高いのにコンバージョンが少ない場合、フォーム内での離脱が問題です。セッションリプレイを見て、どの入力フィールドで止まっているかを確認します。
ヒートマップ活用の実践事例
あるBtoBサービス会社のLPでは、ヒートマップを使った分析で「訪問者の80%がサービス説明セクションで離脱していた」ことが判明。説明文を短くしてビジュアル(インフォグラフィック)に変更した結果、CTAへの到達率が30%→55%に改善し、CVRが1.8%→3.2%に向上しました。
まとめ
ヒートマップはLPのどこに問題があるかを教えてくれる「診断ツール」です。まずMicrosoft Clarityを無料で設置して、スクロール率とクリック分布を確認するところから始めましょう。
ヒートマップを使ったLP改善のご支援も承っています。WGSへお気軽にご相談ください。
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