Google広告を始める前に知っておくべきこと【実践者の視点】
僕は以前バンドをやっていた。ライブのたびに集客で苦労した。SNSで告知して、友達に声をかけて、それでも15人が精一杯だった。当時の自分に一番足りなかったのは「意図して人を集める仕組み」だった。
Google広告はその仕組みを作れる手段だ。でも使い方を間違えると、お金が溶けるだけで終わる。今日はその話をする。
Google広告でやりがちな一番の失敗
「とりあえず始めてみよう」で始めることだ。予算だけ入れて、キーワードをざっくり設定して、あとはGoogleに任せる。1ヶ月後に確認したら数万円消えていた、という話は珍しくない。
広告を出す前に3つだけ決めてほしい。
1. 何を獲得したいか(ゴール)
問い合わせなのか、購入なのか、LINE登録なのか。ゴールが曖昧なまま広告を出しても、何を改善すればいいかわからない。
2. 1件獲得にいくらまで使えるか(目標CPA)
体験セッションを1件獲得するために5,000円までなら使える、と決める。これがないと予算の増減判断ができない。目標CPAの考え方についてはCPAに関する記事で詳しく解説している。
3. 広告の飛び先(LP)の準備
広告をクリックした人が来るページが弱ければ、どんなにいい広告を作っても意味がない。LP側の問題で成果が出ないケースが体感7割だ。LPの質を上げることの重要性は、LPのコピーライティング記事にまとめた。
リスティングとMeta広告、どちらから始めるべきか
よく聞かれるので正直に言う。予算が少ないならMeta広告の方が持つ。
リスティング(Google検索広告)はクリック単価が高い。業種によっては1クリック200〜500円以上かかることもある。月3万円の予算だと、あっという間になくなる。
Meta広告(Instagram・Facebook)はクリック単価が低めで、画像や動画でブランドの世界観を伝えやすい。認知を広げながら少額でテストするのに向いている。
ただし、リスティングには「今すぐ欲しい人」に届くという強みがある。「横浜 コーチング 相談」で検索している人はすでに興味がある。Meta広告と違って、興味がない人に見せているわけじゃない。Google広告とMeta広告の詳しい比較はこちらの記事にまとめている。
まとめると、少予算でブランド認知を広げたいならMeta広告から、今すぐ問い合わせが欲しい・予算に余裕があるならリスティングから始めるのが現実的だ。
絶対に設定するべきこと
コンバージョントラッキングを入れること。これを後回しにする人が多いが、これがないと「どのキーワードから問い合わせが来たか」がわからない。データなしで改善はできない。設定はGoogle Tag Manager(GTM)を使うと楽だ。難しく感じるかもしれないが、一度やり方を覚えれば10分で終わる。
予算はいくらから始めるべきか
1日3,000〜5,000円から始めるといい。最初は「テスト期間」だと思ってほしい。どのキーワードが反応するか、どの広告文がクリックされるか、データを集める時間だ。1ヶ月様子を見て、成果が出ているキーワードに予算を寄せていく。これだけでCPAが下がる。
よくある失敗3つ
キーワードを絞り込まない
広いキーワードばかり入れると、関係ない検索にも広告が出てお金が無駄になる。ロングテール(「横浜 中小企業 広告代理店 相談」など)の方が成約率は高い。除外キーワードの設定も重要で、除外キーワードの記事も参考にしてほしい。
広告文とLPの内容がズレている
広告で「初回無料相談」と書いておいて、LPにそれが見当たらないケース。ユーザーは一瞬で離脱する。広告のメッセージとLPの内容は必ず一致させる。
数字を見ない
週1回でいいから、クリック率・コンバージョン率を確認する習慣をつけてほしい。放置が一番もったいない。GA4でのデータ分析についてはこちらの記事で解説している。
まとめ
Google広告は「仕組み」だ。仕組みを正しく作れば、寝ている間も集客してくれる。ただ最初のセットアップだけは丁寧にやる。ここをサボると後で痛い目を見る。
もし代理店に運用を任せることを考えているなら、広告代理店の選び方も読んでみてほしい。任せる前に基本を知っておくと、担当者との会話の質が変わる。
広告運用について相談したい方はこちらからどうぞ。
このテーマの全体像は「Web広告の始め方完全ガイド【中小企業・個人事業主向け】」でまとめています。あわせてご覧ください。
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