LPのA/Bテストのやり方【何をテストすべきか・ツール・結果の見方まで】
LP改善にA/Bテストが必要な理由
「このキャッチコピーとあのキャッチコピー、どちらが効果的か?」を勘で判断していませんか?A/Bテストを使えば、実際のユーザーデータに基づいてどちらが優れているかを科学的に判断できます。
LP改善において、感覚ではなく数字で意思決定するためのA/Bテストの基本を解説します。
A/Bテストとは
A/Bテストとは、LPの特定の要素を変えたバージョン(AとB)を同時に複数のユーザーに表示し、どちらのバージョンがCVRなどの指標において優れているかを比較する手法です。
重要なルール:一度に変更するのは1箇所だけ。複数の要素を同時に変えると、どの変更が効果を生んだかわからなくなります。
A/Bテストで優先的にテストすべき要素
優先度高:ファーストビューのキャッチコピー
ページ全体のCVRに最も影響する部分です。訴求軸(価格・品質・スピード・サポート等)を変えてテストします。
例:
- A:「Web広告の費用対効果を3倍にする方法」
- B:「月3万円から始める中小企業向けGoogle広告代行」
優先度高:CTAボタンの文言・色
- 文言:「無料相談する」vs「今すぐ相談する」vs「3分で相談内容を送る」
- 色:オレンジvs緑vsビビッドピンク
優先度中:社会的証明の種類・配置
- 顧客の声の有無・位置
- 実績数字の表示形式
優先度中:ファーストビューの画像
- 人物画像vsサービスイメージ画像
- 笑顔の人物vs真剣な表情の人物
優先度低:フォントサイズ・レイアウト
上位要素で差が出なかった場合に細部を調整します。
A/Bテストに使えるツール
Google Optimize(終了)→ 代替ツール
Google Optimizeは2023年9月にサービス終了しました。代替として以下のツールが使われています。
VWO(Visual Website Optimizer)
コードの知識なしにA/Bテストを設定できるツール。月額約150〜200ドルから。本格的にCVR改善に取り組む場合の定番ツールです。
Ptengine
日本製のヒートマップ&A/Bテストツール。月額1万円〜。日本語サポートが充実。
Googleタグマネージャー+自作スクリプト
無料でA/Bテストを実装できますが、JavaScriptの知識が必要です。
A/Bテストの実施手順
ステップ1:仮説を立てる
「ファーストビューのキャッチコピーを変えることで、ターゲットに刺さりCVRが上がるはずだ」という仮説を明確にします。なんとなくテストするのではなく、根拠を持って変更箇所を選びましょう。
ステップ2:テストバージョンを作成する
変更する箇所を1か所だけ変えたバージョンBを作成します。
ステップ3:テスト期間を設定する
統計的に有意な結論を出すためには、最低でも100〜200コンバージョンまたは2週間以上のテスト期間が必要です。トラフィックが少ないサイトでは判断に時間がかかります。
ステップ4:結果を判断する
信頼度(統計的有意性)が95%以上になってから勝者を判断します。多くのA/Bテストツールにはこの計算機能が搭載されています。
ステップ5:勝者を本番に適用し、次のテストへ
A/Bテストは一度で終わりではありません。継続的にテストを繰り返すことでCVRが積み上がっていきます。
A/Bテストの注意点
- 月間セッション数が1,000以下の場合、有意な差が出るまでに時間がかかりすぎる。まず流入を増やすことを優先する
- 週や季節によってユーザー属性が変わるため、最低2週間は継続してテストする
- 複数の要素を同時に変えない(マルチバリアントテストは上級者向け)
まとめ
LP改善は感覚ではなくデータで。A/Bテストを使ってファーストビューのキャッチコピー・CTAボタンから順に改善することで、広告費を変えずに問い合わせ数を増やせます。
LP改善・A/Bテストの実施についてはWGSへご相談ください。
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