コンバージョン率(CVR)の業種別目安。自社のCVRをどう判断するか
「うちのCVRは低いのか高いのか分からない」という状態では、改善すべきかどうかの判断ができない。業種別の目安を知った上で、自社の数字をどう読むかを解説する。
CVR(コンバージョン率)とは
CVR(Conversion Rate)はサイトやLPに訪れた人のうち、問い合わせ・購入・申し込みなどの「コンバージョン」を完了した割合だ。
計算式:CVR(%) = コンバージョン数 ÷ セッション数 × 100
100人が訪れて3人が問い合わせればCVR3%だ。この数字が高いほどLPやサイトが「来た人を動かせている」状態を意味する。
業種別のCVR目安
以下はGoogle広告・LP経由の問い合わせCVRの一般的な目安だ(業者・競合状況によって異なる)。
CVR3〜8%(高め)
緊急性が高く・比較が少ない業種。鍵の修理・水道修理・ガラス修理など「今すぐ解決が必要」なサービス。離脱する理由が少なく、問い合わせしやすい設計になっていればCVRが高くなりやすい。
CVR1〜3%(標準)
一般的なBtoC・BtoBサービス。LP制作・Web広告運用・士業・エステ・リフォームなど。比較検討が発生する商材はこの範囲になりやすい。国内のLP平均CVRは2〜3%程度とされており、これを下回る場合は改善の余地がある。
CVR0.5〜1%(低め)
高単価・長期検討が必要な商材。不動産・高額コンサルティング・採用サービスなど。1件の決断が大きいため、ゆっくり検討される。低く見えても業種の特性として正常なケースがある。
CVRの数字だけで判断しない
CVR2%でも、CPA(顧客獲得単価)がLTVに対して許容範囲内なら問題ない。逆にCVR5%でも、成約後のLTVが低ければビジネスとして成立しない。CVRはあくまでプロセスの指標で、最終的な利益との連動で判断する。
CVRが低い時に確認すること
流入の質を確認する
CVRが低い原因がLPではなく、「購買意図の低いキーワードで集客している」ことがある。「○○ とは」「○○ 無料」で来た流入はCVRが低くなりやすい。「○○ 依頼」「○○ 料金」などの購買意図が高いキーワードに絞ると改善することがある。
LP上の離脱ポイントを確認する
ヒートマップツールを使うと、どこで離脱しているかが分かる。スクロールされていない・フォームで止まっている・ファーストビューで戻っているなど、原因によって対策が変わる。ヒートマップの活用方法はこちらの記事で解説している。
CVR改善の全体戦略はこちらにまとめている。CPAとLTVとの連動についてはこちらを参照してほしい。
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このテーマの全体像は「Webマーケティング戦略の全体像【中小企業・個人事業主が最初に読む記事】」でまとめています。あわせてご覧ください。
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