お客様の声の集め方と書き方。LPの信頼を高める証拠の作り方

お客様の声は、成果を実感した直後に、決まった4つの質問で聞くと集まります。LPには「依頼前の悩み、決め手、変化」の順に載せ、数字と属性を添えると、信頼につながる証拠になります。

「お客様の声を入れましょう」とよく言われますが、実際に集めようとすると「どう頼むか」「どう書いてもらうか」で止まりがちです。この記事では、頼み方の文例から、LPのどこに置くか、載せるときに法律で気をつける点まで順番に説明します。

なぜお客様の声がCVRを上げるのか

人は「自分と同じ状況の人がどう判断したか」を参考にします。これを社会的証明といいます。「このサービスを使って良かった」という第三者の声は、提供者本人がどれだけ良いことを言っても出せない信頼を作ります。

特にBtoCのサービスや高単価の商品では、買う前の不安が大きくなります。具体的な声は「自分にも合いそうだ」という判断材料になり、申し込みのハードルを下げます。LPのコピーで約束したことを、別の人の言葉で裏づける役割だと考えると分かりやすいです。

お客様の声の集め方

1. 納品後・終了直後に聞く

満足度が最も高いのは、成果を実感した直後です。この時期を逃すと、満足していても書く気持ちが薄れてしまいます。メール、チャット、対面のどの形でも構いません。納品や最終回の連絡に、感想のお願いを毎回セットで入れておくと頼み忘れません。

2. 質問形式でヒアリングする

「感想をください」だけだと、「ありがとうございました。良かったです」という薄いコメントになりやすいです。次の4問を用意しましょう。

  1. 依頼前にどんな課題や悩みを持っていましたか?
  2. 他と比べて迷いましたか?何が決め手でしたか?
  3. 実際に使ってみてどんな変化がありましたか?
  4. どんな方にすすめたいですか?

この4問に答えてもらうだけで、LPで使えるリアルな声が集まります。特に2問目の「決め手」は大事です。迷っている読者が一番知りたいことだからです。

そのまま使える依頼文

メールやLINEなら、次のような文面で十分です。「先日はありがとうございました。同じことで悩んでいる方の参考にしたいので、次の4つに一言ずつ答えていただけませんか。3分ほどで終わります。答えにくいものは飛ばして大丈夫です。お名前やお写真は、ご了承いただいた範囲でだけ掲載します。」

お願いの理由と所要時間を先に伝えると、相手は答えやすくなります。依頼のタイミングと言葉については、レビュー依頼の正しいタイミングと言葉でも詳しく書いています。

3. Googleレビューを活用する

Googleビジネスプロフィールのレビューを書いてもらうようお願いする方法もあります。お店側が編集できない場所に残る声なので、読む人にとっては信頼しやすい材料です。レビューを書いてほしいと直接頼むこと自体は問題ありません。ただし、割引や特典と引き換えに書いてもらうことはGoogleのポリシーで認められていません。

LPに掲載する時の書き方

Before/Afterの構造で書く

「○○という課題があった、このサービスを使った、○○という結果になった」という構造が最も伝わります。結果だけでなく「前の状態」を書くと、同じ課題を持つ読者が「自分と同じだ」と感じられます。

数字を入れる

「広告費が減った」より「月30万円かかっていた広告費が18万円になった」のほうが具体的で、記憶に残ります。ここでの数字はあくまで書き方の例です。実際に掲載するのは、お客さんが答えてくれた本当の数字だけにしてください。

顔写真・名前・属性を入れる

顔写真、実名またはイニシャル、「横浜在住 40代女性」のような属性があると、実在の人の声だと伝わりやすくなります。掲載の許可を取ったうえで、相手が了承した範囲で入れましょう。

形式ごとの使い分け

形式向いている場面気をつける点
短い文章まず数を揃えたいとき「良かったです」だけの声は載せない
写真つきの文章人柄や雰囲気で選ばれる仕事掲載の許可を文面で残す
インタビュー記事高単価で検討期間が長い商品作るのに時間がかかる。LPには要点だけ載せてリンクする
動画話し方や表情も伝えたいとき長いと見られない。1分前後に絞る

掲載形式の考え方はお客様の声・体験談をLPに掲載して信頼性を高める方法にもまとめています。

LPのどこに置くか

お客様の声は、最後にまとめて置くだけだともったいないです。読者が迷う場所のすぐ近くに置きましょう。

  • 冒頭の約束の直後:LPの約束を裏づける声を1つ。
  • 料金の直前か直後:「この値段でも頼んで良かった」という声を1つ。
  • 申し込みボタンの手前:「最初は迷ったけれど」で始まる声を1つ。

読者と近い立場の人の声から順に選ぶと、効果を確かめやすくなります。置き場所を変えたら、自社のCVRを変更の前後で比べてください。

注意点

お客様の声を載せるときは、次の4つを守ってください。細かい判断に迷う場合は、消費者庁の資料や専門家に確認しましょう。

  • 虚偽・誇張をしない。実際より良く見せる声は、景品表示法の問題になります。文章を整えるときも、意味を変えないようにします。
  • 謝礼を渡したなら隠さない。事業者が頼んで書いてもらった内容を、広告と分からない形で載せるとステルスマーケティング規制の対象になることがあります。
  • 業種のルールを確かめる。医療機関の広告では、治療についての体験談の掲載が制限されています。健康や美容の効果を語る声は、特に確認が必要です。
  • 許可を残す。掲載する文章、名前の出し方、写真を本人に見てもらい、了承のやり取りを保存します。

LPのコピー全体の書き方はこちらの記事で解説しています。CVR改善の全体像はこちらにまとめています。このテーマの全体像は「LP・CVR改善の完全ガイド」でまとめています。

お客様の声のほかに、集客のどこから手をつけるか迷っている方は、小さいお店の集客 90日チェックシートで確かめてみてください。

よくある質問

お客様の声は何件あればいいですか?

決まった件数はありません。まずは想定するお客さんに近い人の声を3件そろえましょう。数を増やすより、読者が自分と重ねられる具体的な声を選ぶほうが大切です。

開業したばかりで、お客様の声がありません。どうすればいいですか?

声を作ってはいけません。知人や最初のお客さんにモニターとして使ってもらい、モニターであることを明記して載せましょう。声が集まるまでは、仕事の流れや実績の事実を載せて補います。

お客様の声の文章を直して載せてもいいですか?

誤字を直す、長い文章を短くする程度なら問題になりにくいです。ただ、意味や評価が変わる修正はしないでください。直した文章は本人に見てもらい、了承を得てから載せましょう。

匿名の声でも効果はありますか?

匿名でも、悩みと変化が具体的なら判断材料になります。名前を出せない場合は「40代・飲食店経営」のように属性を添えましょう。ただし、架空の声と疑われないように、内容は具体的に書いてもらいます。

この記事の内容を、自分のお店・教室に当てはめて考えたい方へ

今の数字を一緒に見て、次の30日でやることを1つに決める個別相談(60分・オンライン・9,800円)と、書いていただいたチェックシートを読んで「どこから手をつけるか・何をやめるか」を文字でお返しする添削(4,980円)をしています。まずは無料の「小さいお店の集客 90日チェックシート」から始めても大丈夫です。

相談・添削の内容と料金を見る無料の90日チェックシートを開く

登録なしで、スマホでもパソコンでもその場で開けます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です