LPのA/Bテストのやり方。何をテストして何を見ればいいか
「LPを改善したい」と思っても、何を変えればいいかわからない。そこで使うのがA/Bテストだ。感覚で変えるのではなく、データで確かめながら改善する方法を解説する。
A/Bテストとは何か
AパターンとBパターンの2種類を同時に配信し、どちらのCVR(コンバージョン率)が高いかを比較する手法だ。同じ期間・同じ流入元で比較するため、「変えた箇所が効いたかどうか」を確認できる。
感覚で「このデザインの方がいい」と言っても、実際にCVRが上がるかは別問題だ。A/Bテストで数字を取ることで、感覚ではなく事実ベースで改善を積み重ねられる。
A/Bテストで優先的にテストすべき箇所
1. ファーストビューのキャッチコピー
LPに訪れたユーザーが最初に見る部分だ。「続きを読むかどうか」をここで決める。CVRへの影響が最も大きいため、まずここからテストする。「問題提起型」vs「ベネフィット訴求型」など、異なるアプローチで比較する。
2. CTAボタンのテキスト・色・配置
「お問い合わせはこちら」より「30秒で無料相談を申し込む」の方がクリック率が高いケースが多い。ボタンの色・サイズ・位置(ファーストビュー内にあるかどうか)もCVRに影響する。
3. フォームの項目数
入力項目が多いほど離脱率が上がる。「名前・電話番号・メール」だけのシンプルなフォームと、「会社名・担当者名・電話番号・メール・問い合わせ内容」のフォームを比べると、シンプルな方が申し込み数が増えることが多い。
4. お客様の声の見せ方
テキストだけの声と、顔写真・名前付きの声を比較すると後者の方が信頼を高める。声の内容・順番・本数もテストの対象になる。
A/Bテストの進め方
1. 1度に1箇所だけ変える
複数箇所を同時に変えると、どの変更が効いたかわからなくなる。1回のテストで変えるのは1箇所だけ。「キャッチコピーを変えつつボタン色も変えた」では、どちらが原因かわからない。
2. 十分なデータが集まるまで続ける
コンバージョンが各パターン30件以上集まるまでは結論を出さない。サンプル数が少ない状態で判断すると誤った結論に至る。月に数件しかCVがない場合は、A/BテストよりもCVに至る前の指標(クリック率・スクロール率など)を改善することを優先する。
3. 使えるツール
Google Optimize(2023年に終了)の後継としてはA/B Tasty・Optimizely・VWOなどが使われている。小規模であれば広告のランディングページを2つ用意してURLを切り替える形でも検証できる。
テスト結果の読み方
CVR(コンバージョン率)の数字だけを見る。「Bパターンの方がCVRが0.5%高かった」という結果が出れば、Bを採用して次のテストに進む。この繰り返しで少しずつCVRを積み上げる。
CVR改善の全体戦略はこちらの記事にまとめている。フォームの改善方法はこちらで詳しく解説している。
LP改善・A/Bテストの設計について相談したい方はこちらから。
このテーマの全体像は「LP・CVR改善の完全ガイド【問い合わせを増やすための全手法】」でまとめています。あわせてご覧ください。
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